京都駅の八条口側には、あまり行く機会がない。大抵が友人に教えてもらっているお店に行くのだが、ここは何となく気になり入ることにした。うどん屋さんの「殿田」。
自宅近くでは「招福亭」という茶そばのお店がお気に入り。昔からやっている感じのお店が好きなので、こちらもそんな匂いを感じ取ったため。
入ってみると当たりだなという印象。メニューが壁一面に貼られていて、その中から「たぬきうどん」500円を注文。
見た目はどうみてもお揚げで、きつねである。気になって後から調べると、大阪・京都の一部では、これがたぬきうどんというそうだ。
とろみが付いたお出汁と、すりおろされた生姜に葱。うどん自体は福岡のような柔らかさだった。
これ、やさしさが半端でない安心できる味。500円という値段を考えると、かなり評価できる味ではないだろうか。
厨房近くには、おいなりさんや巻きずしが置いてあり、食べたい欲望に駆られたが今回は我慢。(別の日に食べたけど美味かった。)
おじいちゃん、おばあちゃんがやっているお店で、お客さんも馴染みの人が多く、関係性を見るだけでも優しくなれる雰囲気である。
お昼にビール飲みながら競馬中継を見ている感じも、ゆったりとした時間を感じさせてくれる。
ここは、ちょくちょくと通いたいお店だな。
LEAF(リーフ)2017年6月号 (京都・滋賀 ベストランチ)
- 作者: リーフ・パブリケーションズ
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